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NTTのWiFiが繋がらない原因は?対処法は?

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新型コロナの影響で、在宅勤務やオンライン飲み会など自宅でインターネットを使う
機会が増えましたよね。

利用機会が増えるとトラブルも増えるもので、
ある日突然WiFiが繋がらなくなったという経験をした人も多いはずです。

WiFiが繋がらなくてオンライン飲み会に参加できないぐらいならまだ良いですが、
在宅勤務中で会議に参加できないなんてなったら大変ですよね。

そこで、
急に自宅のWiFiが繋がらなくなった場合の対処法について詳しく見ていきましょう。

WiFiが繋がらない原因がどこにあるかを明確にする

一口に「WiFiが繋がらない」と言っても原因は様々で、
当然原因によって対処法も変わってきます。

ですから自宅のWiFiが繋がらなくなった場合には、
まずどこに原因があるのかを明確にしましょう。

じゃあどうやってWiFiが繋がらない原因を明確にするかですが、
「自分の手元から遡っていく」形で確認するんです。

自分の手元からですから、まずはWiFiに接続しているスマホやパソコン、タブレット
といった機器に問題が無いかをチェックします。

スマホやパソコンに問題が無いとなったら、次はWiFiの電波を発信している
WiFiルーター、光回線の回線終端装置であるONUをチェックします。

WiFiルーターやONUにも問題が無いとなれば、最後に大元の光回線で
通信障害などが発生していないか確認するといった流れですね。

「インターネットが繋がらない」「WiFiが繋がらない」といった場合には、
大元の光回線よりも自分の手元のスマホやパソコンに原因がある可能性が高いです。

なので自分の手元から確認していくことで、
WiFiが繋がらない原因を早く見つけやすいというわけです。

スマホやパソコンをチェックする

自宅のWiFiが繋がらなくなるとWiFiルーターを疑いたくなりますが、
WiFiルーターよりもWiFiに接続しているスマホやパソコンに問題があることも
多いんですね。

ですから自宅のWiFiが繋がらない場合には、まずWiFiに接続しているスマホや
パソコンに問題が無いかをチェックしましょう。

スマホやパソコンに問題が無いかチェックというと難しそうですが、
単純に「別の機器をWiFiに接続してみる」だけです。

例えばスマホがWiFiに繋がらないパソコン、
パソコンがWiFiに繋がらないならスマホをWiFiに繋いでみるといった具合です。

もしスマホが繋がらないのにパソコンが繋がるなら、
自宅のWiFi自体には問題が無く、スマホに問題があると分かります。

スマホもパソコンもWiFiに繋がらないなら、
2台同時に不具合が発生するとは考えにくいので、
WiFiルーターやONUもしくは大元の光回線に問題があると考えられます。

WiFiルーターやONUをチェックする

スマホやパソコンに問題が無ければ、
次はWiFiルーターや光回線の回線終端装置であるONUをチェックします。

まずはWiFiルーターやONUに繋がっているケーブル類が抜けたり、
ちゃんと挿さってなかったりしてないかを確認しましょう。

そしてWiFiルーターとONUのどちらに問題があるのかをチェックするため、
WiFi接続を止めてパソコンとONUとLANケーブルで有線接続します。

有線接続にしてパソコンがインターネットに繋がるようならWiFiルーターに
問題があると分かりますし、有線接続でも繋がらないならONUもしくは光回線に
問題があることになるわけです。

WiFiルーターやONUのランプの状態もチェック

WiFiが繋がらない原因がWiFiルーターやONUにあると推測できる場合には、
WiFiルーターやONUに付いているランプの状態もチェックしましょう。

WiFiルーターやONUにはいくつかランプが付いており、
WiFiルーターやONUに問題があれば点くべきランプが消えていたり、
赤色や橙色など通常とは違う色が点いていたりするんですね。

WiFiルーターの場合はメーカーや機種によってランプの種類が違いますが、
 ・POWER(電源)
 ・WIRELESS
 ・INTERNET
のいずれかのランプが消えていたり、赤や橙で点いてる場合はWiFiルーターに
何かしら問題が発生していると思って間違いありません。

ONUの場合は、NTTの機種を例に取ると
 ・AUTH(認証)
 ・UNI
 ・光回線
 ・電源
という4つのランプが付いており、
いずれかが消えているか赤で点灯しているとONUに問題が発生しています。

光回線で通信障害などが発生していないかをチェック

スマホやパソコンも正常、WiFiルーターやONUにも問題が無いとなると、
大元の光回線にWiFiが繋がらない原因がある可能性が高くなります。

利用している光回線で通信障害が発生していたり、プロバイダのメンテナンス作業に
よってインターネットが使えない状態になっていることが考えられます。

通信障害やメンテナンスの情報は回線事業者やプロバイダの公式サイトに
掲載されていますし、電話で問い合わせても教えてくれますよ。

通信障害はいつ発生するか分かりませんが、メンテナンス作業はメールなどで
ユーザーに以前にお知らせされているはずです。

ですから、直近1か月ぐらいの間に送られてきたプロバイダからのメールも併せて
チェックしておくと良いですよ。

料金未払いで利用停止になっている可能性も

可能性はかなり低いと思いますが、WiFiが繋がらない理由として料金未払いで
光回線の利用が止められているといったことも無いとは言えません。

2~3日料金の支払いが遅れたぐらいでは利用停止にはなりませんが、
1か月支払わないと光回線の利用が止められることがあるんですね。

ちなみに料金未払いが2か月3か月になると強制解約となって、債権が弁護士法人に
移譲され、最終的には法的措置により資産の差し押さえを受ける恐れもあります。

ただ光回線の料金支払いが遅れると「督促」が来ますから、
1か月以上も料金を支払うのを「忘れていた」というのは考えにくいです。

なので料金未払いによって光回線が利用停止になりWiFiが繋がらない場合は、
何かしら心当たりがあるはずですよ。

WiFiが繋がらない場合の対処法

自宅のWiFiが繋がらない原因がある程度分かったら、
WiFiが繋がるようにそれぞれの原因にあった対処を施すことになります。

それじゃあ、それぞれの原因ごとの対処法を詳しく紹介していきましょう。

スマホやパソコンにWiFiが繋がらない原因がある場合

WiFiが繋がらない原因がスマホやパソコンにある場合には、
とりあえずスマホやパソコンを再起動してみてください。

スマホやパソコンは電源を入れっぱなしにしていると、
不要なデータが内部に溜まっていきます。

その内部に溜まった不要なデータがちょっとした不具合を引き起こして、
スマホやパソコンがWiFiに繋がらなくなってしまうことがあるんですね。

スマホのアプリを更新しようとすると「保留」になって全然更新できないことがありますが、
これも不要なデータによって引き起こされたちょっとした不具合が原因なんです。

スマホやパソコンを再起動すると不要なデータが一掃されて、
ちょっとした不具合も解消、ちゃんとWiFiに繋がるようになります。

ちょっとした不具合の原因となる不要なデータが溜まらないように、
少なくとも週に1回程度はスマホやパソコンを再起動するなり電源を落とすなりした方が
良いですよ。

WiFi機能がオンになっているかチェック

WiFi機能がオフになっていることで、
スマホやパソコンがWiFiに繋がらないといったこともよくあります。

通常はWiFi機能が勝手にオフになることはありませんが、バッテリーを長持ちさせる
ようなアプリを使ってる場合にはWiFi機能がオフになっていることもあるんですね。

もしくは「機内モード」が設定されていて、WiFi機能がオフになっていることも
考えられます。
(その場合はまず機内モードをオフにする)

スマホの場合は、iPhoneは下から上、Androidスマホは上から下に画面をスワイプして
メニュー画面を開いて扇形のWiFiアイコンがグレーアウトしていたらWiFi機能が
オフになっています。

パソコンの場合は、タスクバー内の地球儀のようなアイコンをクリックするとウィンドウが
開くので、その中の「Wi-Fi」がグレーアウトしていたらWiFiには繋がりません。

スマホだったらWiFiアイコンをタップ、パソコンだとWi-Fiの項目をクリックすることで
WiFi機能をオンにすることができます。

またスマホでは
 ・iPhone・・・「設定」→「Wi-Fi」
 ・Androidスマホ・・・「設定」→「無線とネットワーク」→「Wi-Fi」
と進んでWi-FiのタブをONに切り替えることでもWiFi機能がオンになります。

パソコンでは、地球儀のようなアイコンを右クリックして
「ネットワークとインターネットの設定を開く」を選んで設定画面を開き、
「Wi-Fi」の項目でタブを切り替えることでもWiFi機能をオンすることができますよ。

スマホやパソコンのWiFi接続設定をやり直す

何かの拍子にスマホやパソコンのWiFi接続設定がリセットされてしまって、
WiFiが繋がらなくなっていることも無いとは言えません。

なのでスマホやパソコンがWiFiに繋がらない場合には、
念のためにWiFi接続設定をやり直してみましょう。

まずWiFiルーター(光回線のWiFiオプションを利用している場合は
ホームゲートウェイ)本体に貼ってあるシールに記載されている
 ・SSID
 ・パスワード(PASS KEYなど)
を確認してメモしておきます。

次にスマホの場合は
 ・iPhone・・・「設定」→「Wi-Fi」
 ・Androidスマホ・・・「設定」→「無線とネットワーク」→「Wi-Fi」
へと進んで、繋がらなくなっているWiFi設定を削除しておきます。

iPhoneの場合は、WiFi一覧でネットワーク名の右にある「i」マークをタップして、
「このネットワーク設定を削除」をタップ。

Androidスマホの場合は、WiFi一覧で削除したいネットワーク名を長押しして
「ネットワークを削除」をタップすればWiFi設定が削除できます。
(Androidスマホは機種によってやり方が違う場合あり)

繋がらなくなっているWiFi設定を削除したら、
利用可能なWiFi一覧から最初にメモしたSSIDと一致するものを選択して
パスワードを入力すればWiFi接続設定完了です。

パソコンの場合は、地球儀のようなアイコンをクリックして利用可能なWiFi一覧を
表示させて、繋がらなくなっているネットワーク名を右クリックして「削除」をクリックします。

それから利用可能なWiFi一覧で最初にメモしたSSIDを選択して、
パスワードを入力すればWiFi接続設定完了、WiFiに繋がるようになるはずです。

スマホやパソコンのファームウェアが最新バージョンになっているか確認

スマホやパソコンのファームウェアがアップデートされていないと、
セキュリティ面などの問題や不具合によってインターネットが使えなくなることがあります。

なのでWiFiが繋がらない原因がスマホやパソコンにあると思われる場合には、
ファームウェアが最新バージョンになっているかも確認しておきましょう。

スマホの場合は
 ・iPhone・・・「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」
 ・Androidスマホ・・・「設定」→「システム」→「詳細設定」→「システムアップデート」
へと進むことでファームウェアのアップデートが開始されます。

パソコンの場合は、スタートメニューから設定画面を開いて
「Windows Update」という項目を選択して「ダウンロード」ボタンをクリックすれば
ファームウェアの更新が始まります。

もしファームウェアのアップデートができない場合は、
すでにスマホやパソコンのファームウェアが最新バージョンだということになりますね。

ただ、基本的にスマホでもパソコンでもファームウェアのアップデートは自動的に
行われますから、普通に使っている分には最新バージョンになっているはずです。

WiFiを利用する場所を変えてみる

WiFiルーターとの距離が遠すぎてWiFiの電波が届いていない、あるいは他の
電化製品からの電波干渉でWiFiが繋がりにくくなっていることも考えられます。

なのでWiFiが繋がらない場合には、WiFiルーターに近付くなどスマホやパソコンを
使う場所を変えてみましょう。

WiFiの電波は
 ・2.4GHz
 ・5GHz
の2種類で、最近は後述する電波干渉や通信速度の関係から「5GHz」を
主に使っているケースが多くなっています。

電波には、周波数が高いほど通信速度は速くなるものの、
障害物にぶつかった時に減衰しやすくなるという特性があるんですね。

ですからWiFiを5GHzで使っている場合には、WiFiルーターと壁や階層を
隔てることでWiFiの電波が届きにくくなってしまったりします。

2.4GHzは、電子レンジやコードレス電話機など他の電化製品でも同じ周波数の電波が
使われているため、電波干渉によって電波が減衰しやすいんです。

何か不具合で「WiFiが繋がらない」んじゃなくて、単にWiFiの電波が弱くて
「WiFiが繋がりにくくなっている」だけということも考えられます。

なのでWiFiが繋がらない場合には、スマホやパソコンをWiFiルーターの近くに
持って行って繋がるかどうか試しておくと良いですよ。

WiFiルーターやONUが原因でWiFiに繋がらない場合の対処法

WiFiが繋がらない原因がWiFiルーターやONUにある場合は、
まずWiFiルーターやONUに挿さっているケーブルを確認します。

ケーブルの抜けや緩みが無いかをチェックして、
無ければWiFiルーターやONUを再起動してみましょう。

スマホやパソコンと同様に、WiFiルーターやONUも内部に不要なデータが溜まると
ちょっとした不具合が発生して、正常に作動しなくなってしまうことがあります。

ですからWiFiルーターやONUを再起動して不要なデータを一掃することで不具合を
解消させて、正常にWiFiに繋がるようにしようというわけです。

ただし、スマホやパソコンは普通に再起動すれば良かったんですが、
WiFiルーターやONUを再起動する際には「順番」が重要となります。

まずスマホやパソコンなどのWiFi接続を切断して、
それからWiFiルーターの電源を落として最後にONUの電源を落とします。

この時、WiFiルーターとONUに挿さっているケーブルも全て外しておいた方が
良いですね。

そしてWiFiルーターとONUの電源を落としたら、少なくとも10秒、
できれば5分ぐらい放置してから電源を入れ直していきます。

電源を入れる順番は落とす順番と逆で、まずONUにケーブルを挿して電源を入れ、
次にONUとWiFiルーターをケーブルで繋いでWiFiルーターの電源を入れます。

それから最後にスマホやパソコンをWiFi接続して、
インターネットに繋がるかどうかを確認します。

ちなみにWiFiルーターやONUに電源ボタンが付いていない場合、
電源のオン・オフはコンセントの抜き差しで行ってください。

WiFiルーターやONUの再起動で最低10秒放置する理由

WiFiルーターやONUの電源を落としたら、再度電源を入れるまで少なくとも10秒、
できれば5分ほど放置した方が良いんですね。

スマホやパソコンで電源を切る操作を行ってから実際に電源が切れるまで
数秒程度かかりますよね。

それと同じで、WiFiルーターやONUも電源を落としてから完全に機能が停止するまで
10秒程度かかると言われています。

またWiFiルーターやONUには、
急激に大量の電流が流れる過電流を防ぐためのプロテクターが内蔵されています。

電源を切ってからそのプロテクターが冷めるまでに10秒ぐらいの時間がかかる、
とも言われているんですね。

機械とは言え、機能が完全に停止するまでやプロテクターが冷めるまでの時間に
多少の誤差が出てきます。

なのでWiFiルーターやONUを再起動する際には少なくとも10秒、
できれば多めに余裕を持って5分ぐらいは放置した方が良いわけです。

WiFiルーターのランプで原因を推測する

WiFiルーターやONUを再起動してもWiFiが繋がらない場合には、
WiFiルーターに付いているランプを確認してみましょう。

WiFiルーターでは特に
 ・POWER
 ・WIRELESS
 ・INTERNET
のランプが点いているか消えているか、あるいは何色で点いているかをチェックします。

まず「POWER」ランプが消えている場合はWiFiルーターの電源が入っていないので、
電源ケーブルの抜けや緩みを確認しましょう。

「WIRELESS」ランプが消えている場合はWiFiが無効になっているので、
WiFiルーターの設定をやり直してください。

「INTERNET」が消えている場合はWiFiルーターとONUがちゃんと接続されていない、
あるいはONUの電源が入っていないということになります。

ONUの電源ケーブルとWiFiルーターとONUを繋いでいるLANケーブルに抜けや
緩みがないかチェックします。

ONUのランプで原因を推測する

WiFiルーターのランプをチェックしたら、次はONUのランプもチェックしましょう。

ここでは、フレッツ光や光コラボを利用している場合に設置されるNTTのONUを例に
説明します。

NTTのONUには
 ・AUTH(認証)
 ・UNI
 ・光回線
 ・電源
という4つのランプが付いています。

まず「AUTH(認証)」ランプが消えている場合は、
光回線の使用情報が認証されていないことになります。

光回線を契約しているのに使用情報が認証されないのはおかしいですから、
ONUが故障しているか光回線自体に何かトラブルが発生している可能性があります。

ですから「AUTH(認証)」ランプが消えていたら、ユーザーだけでは対処できないので、
すぐに回線事業者に連絡しましょう。

「UNI」ランプが消えている場合はONUとWiFiルーターの接続が切れているということ
なので、ONUとWiFiルーターを繋ぐLANケーブルをチェックしてください。

「光回線」ランプが消えている場合はONUと光回線の接続が切れているので、
ONUと光コンセントを繋ぐケーブルの抜けや緩みを確認しましょう。

「電源」ランプが消えている場合はONUの電源が入っていないので、
ONUの電源ケーブルが抜けていないかチェックするかコンセントの差込口を
変えてみてください。

もし「電源」ランプが赤で点灯している場合は、ONUに重大な不具合が発生している
可能性があるので回線事業者に連絡しましょう。

WiFiルーターやONUのランプが点かない場合はケーブルが断線しているかも

ケーブルに抜けや緩みが無いにも関わらずWiFiルーターやONUのランプが
正常に点かない場合は、ケーブルが断線している可能性もあります。

通常ケーブル類は被膜で覆われているので、
中で断線していても分かりにくいんですよね。

LANケーブルは家電量販店やホームセンターで買えますし、
WiFiルーターの電源ケーブルは汎用だったりするので外付けハードディスクなど
他の機器のケーブルで代用できる場合があります。

ONUは専用の電源ケーブルを使っている可能性が高いので、
ONUの電源ケーブルが断線している場合は回線事業者に連絡しましょう。

WiFiルーターの初期設定をやり直す

WiFiルーターの設定が正常に施されていないことで、
WiFiが繋がらなくなっていることも考えられます。

ただ初めてWiFiルーターを使うならともかく、意図的に変更しない限り
勝手にWiFiルーターの設定が変わることは無いので可能性はかなり低いです。

WiFiルーターの設定方法は機種やメーカーによって違うので、
フレッツ光や光コラボでWiFiオプションを利用した場合に設置されるNTTの
ホームゲートウェイ(HGW)の設定方法を紹介しておきます。

まずプロバイダの契約書類を用意しておき、
HGWとパソコンをLANケーブルで有線接続します。

次にパソコンでブラウザ(Chromeなど)を起動させて、アドレスバーに
 ・http://ntt.setup/
 ・192.168.1.1
のいずれかを入力してHGWの設定画面にログインします。

HGWの設定画面にログインする際のユーザー名とパスワードは
 ・ユーザー名・・・user
 ・パスワード・・・初期設定時に決めたパスワード
となります。

「設定ウィザード」の画面内にある「利用タイプ」の項目で
「インターネット接続先を設定する」を選びます。

「接続先の選択」の各項目に
 ・接続先名・・・任意でOK(指定しなくても良い)
 ・接続先ユーザー名・・・プロバイダの契約書類に記載されている接続ID
 ・接続先パスワード・・・プロバイダの契約書類に記載されている接続パスワード
を入力して「設定」ボタンを押せばHGWの設定完了です。

対処法を全て試してもダメならWiFiルーターやONUが故障している

WiFiルーターやONUを再起動してもダメ、ケーブルを新しいものに替えてもダメ、
WiFiルーターの設定をやり直してもダメとなるとWiFiルーターかONUが
故障している可能性が高くなります。

ONUとパソコンを有線接続して、パソコンがインターネットに繋がるならWiFiルーター、
繋がらないならONUが故障していると推測できます。

WiFiルーターが自分で購入したものなら買い替え、プロバイダからレンタルしている
ならプロバイダに連絡すれば修理・交換してもらえます。

ONUやWiFiオプションを利用している場合に設置されるHGWは、
基本的に光回線の回線事業者からレンタルしているものです。

なのでONUやHGWが故障した場合には、
回線事業者に連絡すると修理・交換してもらうことができますよ。

ただしONU・HGW・レンタルしているWiFiルーターがユーザーの過失によって
故障した場合には、修理・交換には費用が発生するので注意しましょう。
(自然故障なら無償で修理・交換)

主な光回線のONUやHGWが故障した場合の問い合わせ先と受付時間は
 ・フレッツ光・・・NTT東日本 0120-000-113 24時間年中無休
NTT西日本 0120-248-995 24時間年中無休
 ・ドコモ光・・・固定電話、ドコモ以外の携帯電話 0120-800-000 24時間年中無休
ドコモの携帯電話 (局番なし)113 24時間年中無休
 ・ソフトバンク光・・・0800-111-2009 10時から19時 年中無休
 ・auひかり・・・0077-7084 9時から20時 年中無休
 ・NURO光・・・0120-65-3810 9時から18時 1月1~2日、メンテナンス日は休業
となっています。

通信障害やメンテナンスが発生している場合の対処法

利用している光回線で通信障害が発生していたり、プロバイダがメンテナンス作業を
行っていた場合にはユーザーに対処法はありません。

しいて言えば、利用している光回線事業者やプロバイダの公式サイトで
通信障害やメンテナンスの情報を確認することぐらいです。

通信障害やメンテナンスの情報は
 ・フレッツ光・・・NTT東日本 https://flets.com/customer/const2/
NTT西日本 http://www.info-construction.ntt-west.co.jp/info-report/ku010/kU010010/
 ・auひかり・・・https://www.kddi.com/personal/notice/
 ・NURO光・・・https://www.so-net.ne.jp/emerge/tr/nuro.html
で確認できますよ。

ちなみにドコモ光やソフトバンク光などの「光コラボ」はフレッツ光の回線を
使っているので、通信障害やメンテナンスの情報はNTTの公式サイトで
確認することになります。

また「auひかり」は光コラボではないので、通信障害やメンテナンスの情報は
NTTではなくauひかりの公式サイトで確認してください。

大元の光回線が使えなくなっているわけですから、
通信障害が解消されるかメンテナンスが終わるまで待つしかないんですね。

「ウチにはONUもHGWも設置されてないんだけど」

自宅に光回線を引くと、
通常はONUもしくはHGWという回線終端装置が宅内に設置されます。

しかしマンションなど集合住宅で光回線を使っている場合には、
宅内にONUもHGWも設置されないことがあるんです。

集合住宅では、最寄りの電信柱から共用部に光回線を引き込み、
共用部から各部屋に光回線を分配する形となっています。

その分配方式には
 ・光配線方式
 ・VDSL方式
 ・LAN配線方式
の3つがあり、この内「VDSL方式」と「LAN配線方式」では宅内にONUもHGWも
設置されません。

ただVDSL方式ではONUもHGWの代わりに「VDSLモデム」が設置されるので、
WiFiが繋がらない場合にはVDSLモデムを再起動すればOKです。

LAN配線方式では宅内にONUもHGWの代わりとなる機器も設置されませんから、
WiFiが繋がらない場合にONUもHGWの再起動では対応できません。

LAN配線方式の集合住宅では共用部に集合型ONUが設置されており、
もしここに問題がある場合は他の部屋でもWiFiが繋がらなくなっているはずです。

なのでLAN配線方式の集合住宅に住んでいてWiFiが繋がらなくなった場合は、
自分でできる対処法を全て試した上で、大家さんや管理会社に集合型ONUが
故障していないか確認してもらいましょう。

ONUやHGWを修理・交換したいけど、利用している光回線事業が分からない

自分で光回線を契約していれば、利用している光回線事業者とプロバイダぐらいは
把握しているはずです。

しかし親など誰かに光回線を契約してもらったり、
集合住宅で入居した時点で光回線が開通していると、
自分が利用している光回線事業者やプロバイダが分からないこともあります。

利用している光回線事業者やプロバイダを確認する最も簡単な方法は、
クレジットカードや通帳の明細を確認することです。

光回線を利用していれば回線事業者とプロバイダに毎月料金を支払っていますから、
明細に支払先として回線事業者やプロバイダの名前が記載されているはずです。

クレジットカードや通帳の明細を確認しても回線事業者やプロバイダが
分からない場合は、「確認くん+(プラス)」というサイトを利用すると良いですよ。

回線事業者やプロバイダを調べたい光回線にパソコンかスマホを接続して、ブラウザで
「確認くん+」と検索するかアドレスバーに「https://env.b4iine.net/」を入力します。

「確認くん+」と検索すると最初に「確認くん」というサイトが出てきますが、
こちらだとさらに「IPアドレスSEARCH」というサイトを利用しないとプロバイダが
確認できないので、2番目に出てくる「確認くん+」というサイトにアクセスしてください。

「確認くん+」にアクセスすると、一番最初の「お使いのプロバイダー(ISP)」という項目の
ところに利用しているプロバイダ名が表示されます。

利用しているプロバイダが分かったら、そのプロバイダに問い合わせて
自分が利用している光回線事業者を教えてもらいましょう。

まとめ

自宅のWiFiが繋がらなくなった場合には、まずスマホやパソコンといった手元にある
機器から問題が無いかどうかをチェックしていきましょう。

手元に近いほど不具合が発生している可能性が高いですし、
回線事業者やプロバイダに問い合わせた際にも必ずスマホやパソコンの再起動などを
行うように言われます。

ですからWiFiが繋がらなってもすぐにどこかに問い合わせるのではなく、
まず自分ができる対処法を全て試しておきましょう。

対処法を全て試してもWiFiが繋がらないことを確認してから問い合わせた方が、
話しがスムーズに進みますよ。

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