家のWiFiを外で使う方法はない!けど、家でも外でもWiFiする方法はあります。

スマホでも通信量を気にせずインターネットができるということで、
家で「WiFi」を利用している場合も多いですよね。

WiFiを利用することでスマホの通信量を気にしなくて良いのなら、
家だけでなく外でもWiFiを使いたいところです。

ある程度通信関連に詳しいならともかく、
インターネット初心者だとどうすれば外でもWiFiが使えるのか分からないですよね。

そこで、外でWiFiを使う方法、
さらには外でWiFiを使う場合に注意すべきことなどを詳しく見ていきましょう。

家のWiFiを外で使う方法はある?

外でWiFiを使うには、まずは家で使っているWiFiを外に持って行くのが
一番手っ取り早い方法だと思いますよね。

しかし家で使っているWiFiを外に持ち出して使うことは基本的にできません。

WiFiはインターネット回線ではなく、インターネット回線とパソコンやスマホなどの
機器を接続する「ケーブル」のようなものなんです。

本来LANケーブルという物理的なケーブルを使って接続するところを、
WiFiの電波を使ってインターネット回線とパソコンなどの機器を接続しているわけです。

ですからWiFiを使ってインターネットに接続するには、
光回線など大元となるインターネット回線が必要なわけです。

光回線は持ち運ぶことができませんから、
家で使っているWiFiは基本的に外に持ち出す方法はないんですね。

家のWiFiルーターの電波は家の外まで届かないことはないが・・・

家のWiFiを外で使う方法ができない理由としては、大元となるインターネット回線が
持ち運べないことに加えて、WiFiの電波が遠くまで届かないことが挙げられます。

家でWiFiを使う場合には、「WiFiルーター」という機器を使います。

このWiFiルーターが送出する電波を使うことで、ケーブル無しでもパソコンなどの
機器をインターネット回線に接続することができるわけです。

一般的な家庭用のWiFiルーターが送出する電波が届く範囲は、
機種や周辺の環境にも因りますが、大体50~100mぐらいが目安となっています。

なので家の大きさやWiFiルーターを設置する場所によっては、
庭や家に面している道路でもWiFiの電波が拾えるんですね。

それでも家から少し離れると、
もう家に設置しているWiFiルーターが送出する電波は拾えなくなってしまいます。

家のWiFiを外で使うことはありませんが、あくまで家の周辺数mの範囲に
限ったことで、家から10m20m離れると家のWiFiは外では使えません。

スマホが外でもインターネットが使えるのはなぜ?

家のWiFiを外で使う(家のWiFiを外に持ち出す)ことはできませんが、
スマホは外に持って行ってもインターネットを使うことができますよね。

スマホは、基地局から送出されているインターネット回線である「LTE」や「4G」の電波を
受信することができるようになっています。

ですから、スマホはWiFi無しでも外でインターネットを使うことができるんですね。

ドコモ・au・ソフトバンクといった大手携帯キャリアの基地局は全国にありますから、
回線契約しているスマホであれば日本全国どこでもインターネットが使えるわけです。

家のWiFiを外で使う方法はない!外でWiFiを使うには

家のWiFiを外で使うことはできませんが、外でもWiFiを使うことはできます。

外でWiFiを使うには、大きく分けて
 ・無料の公衆WiFiを外で使う
 ・有料の公衆WiFiを外で使う
 ・モバイル回線を外で使う
という3つの方法があります。

「外でWiFiが使える」という点は3つとも共通していますが、
メリット・デメリットなど違う点も少なくなくありません。

家のWiFiを使わず外でWiFiする方法1:無料の公衆WiFi

まず無料の公衆WiFiですが、外国人観光客が増えたこともあって、
最近は設置されている場所も増えています。

無料の公衆WiFiが外で使える代表的な場所としてはコンビニやカフェが挙げられますが、
他にも
 ・ファストフード店
 ・大型ショッピングモール
 ・ドラッグストア
 ・量販店
 ・駅
 ・空港
などにも設置されています。

また区役所や市役所など自治体の施設で、
自治体が無料の公衆WiFiを設置していることもあります。

さらには、無料の公衆WiFiが付属している自動販売機なんかもあるんですね。

会社や大学にも、その会社の従業員や大学の学生・職員が無料で使える公衆WiFiが
設置されていたりします。

大元となるインターネット回線は公衆WiFiによって違いますが、
現状では光回線が多くなっています。

外で無料のWiFiが使えるの最大のメリット

無料の公衆WiFiの最大のメリットは、「お金がかからない」ということです。

家でWiFiを使うには、大元となるインターネット回線の料金やWiFiルーターの
購入費用といったお金がかかります。

後で紹介する有料の公衆WiFiやモバイル回線も、
利用するのに月額料金が発生します。

インターネットが無料で使えることはそうそうありませんから、
公衆WiFiが無料で使えるのは大きなメリットなんですね。

外で使える無料の公衆WiFiの通信速度は意外と速い

コンビニやカフェなどに設置されている無料の公衆WiFiの通信速度は、
結構速いんですね。

ある調査会社がセブン-イレブンやスターバックスなどに設置されている公衆WiFiの
通信速度を測ったところ、平均で23Mbps程度出ていました。

23Mbpsも出ていれば、4K画質は難しいですがフルHD画質の動画ぐらいなら
普通に見られますし、もちろんSNSやネットサーフィンも全く問題ありません。

ただ無料の公衆WiFiは誰でも利用できますから、
WiFiの利用者が増える時間帯になると通信速度が落ちる恐れがあります。

外で使える無料の公衆WiFiには利用時間や利用回数が制限されている場合も

無料の公衆WiFiでは、
1回の利用時間や1日の利用回数に制限が設けられている場合があります。

例えばコンビニに設置されている無料の公衆WiFiだと
 ・セブン-イレブン・・・1回60分、1日3回
 ・ファミリーマート・・・1回20分、1日3回
 ・ローソン・・・1回60分、1日5回
となっています。

無料の公衆WiFiでも無制限のものはあるんですが、
利用時間や利用回数に制限が設けらているケースの方が多いですね。

ちょっとした調べ物とか時間潰しに使うぐらいなら良いですが、
仕事で使う場合には利用時間や利用回数には注意が必要ですよ。

ちなみに公衆WiFiではスマホのように通信量に制限が設けられていることは
ほとんど無く、通信量は無制限で使えます。

外で使える無料の公衆WiFiにはセキュリティ対策が施されていない場合がある

誰でも使える無料の公衆WiFiは便利ではありますが、有料の公衆WiFiや
モバイル回線あるいは家のWiFiに比べてセキュリティ面がデメリットとなっています。

外で使える無料の公衆WiFiの中にはセキュリティ対策が全く施されていないものもあり、
それなりの知識を持っていれば同じ公衆WiFiを使っている他人の通信内容を
盗み見ることができてしまうんです。

パスワード無しで接続できる公衆WiFiはセキュリティ対策が全く施されていないので、
余程のことが無い限りは使わない方が良いですね。

また共通のパスワードを使って接続する公衆WiFiはパスワード無しの公衆WiFiに
比べるとマシという程度で、絶対安全とは言えないんですね。

なので外で使える無料の公衆WiFiでも、
できれば会員登録して個別のパスワードが発行されるものを使うようにしましょう。

さらに個別のパスワードが発行されるものでも、外で使える無料の公衆WiFiを利用する場合には
 ・ID・パスワードを入力してログインするサイトやアプリ
 ・クレジットカード番号や住所などの個人情報を入力するネットショッピング
 ・口座情報などを入力するネットバンキング
などをしてはいけませんよ。
(個人情報が漏洩する恐れがある)

家のWiFiを使わず外でWiFiする方法2:有料の公衆WiFi

外で使える同じ公衆WiFiでも、月額料金を払わないと利用できない有料の公衆WiFiもあります。

例えば
 ・docomoWiFi
 ・auWiFiSPOT
 ・SoftBankWiFi
といった大手携帯キャリアの公衆WiFiは、その大手携帯キャリアのスマホか
携帯電話のユーザーでないと利用することができません。

別途料金は発生しないものの、そのキャリアのスマホや携帯電話のユーザーでないと
使えないので実質的に外で使える有料の公衆WiFiということになります。

他にも
 ・Wi2 300
 ・ワイヤレスゲートWiFi
といった外で使える有料の公衆WiFiもあります。

「Wi2 300」は月額362円、「ワイヤレスゲートWiFi」は国内専用プランなら月額400円、
海外でも使えるプランだと月額590円です。

外で使える有料の公衆WiFiはいずれも数万から数十万か所に設置されているので、
無料の公衆WiFiに比べると使える場所が多いのも特徴の1つですね。

また無料の公衆WiFiには1回の利用時間や1日の利用回数に制限がありましたが、
外で使える有料の公衆WiFiには基本的に時間・回数に制限は設けられていません。
(通信量ももちろん無制限)

外で使える有料の公衆WiFiの通信速度はあまり速くない

外で使える有料の公衆WiFiの通信速度については、
先の無料の公衆WiFiと同じぐらいかちょっと遅いぐらいとなっています。

先の無料の公衆WiFiと同じ調査会社が調べたところによると、
ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアの公衆WiFiの平均通信速度は約20Mbpsでした。

無料の公衆WiFiの平均通信速度が約23Mbpsですから、
若干有料の公衆WiFiの方が遅いんですね。

ただ数Mbps程度の違いですから、体感的には外で使える無料の公衆WiFiでも
有料の公衆WiFiでも通信速度は大きく変わりません。

20Mbps程度の通信速度であれば、SNSやネットサーフィンはもちろん、
動画を見るのにも支障は無いですね。
(4K動画は難しい)

外で使える有料の公衆WiFiにはセキュリティ対策が施されている

外で使える無料の公衆WiFiにはセキュリティ対策が施されていないものもありますが、
有料の公衆WiFiにはセキュリティ対策が施されています。

外で使える有料の公衆WiFiに施されているセキュリティは「WPA/WPA2」で、
一般的に使われているセキュリティとしてはかなり高度なものです。

ただ高度なセキュリティとは言え、情報漏洩の心配が一切無いわけではありません。

ですから外で使える有料の公衆WiFiを利用する場合でも
 ・ID・パスワードを入力してログインするサイトやアプリ
 ・クレジットカード番号や住所などの個人情報を入力するネットショッピング
 ・口座情報などを入力するネットバンキング
といったものは使わない方が良いですね。

家のWiFiを使わず外でWiFiする方法3:モバイル回線

無料にしても有料にしても、公衆WiFiを利用するには
公衆WiFiが設置されている場所に自分が行かないといけません。

その点「モバイル回線」であれば、外でも場所を気にせずにWiFiを使うことができます。

モバイル回線だと分かりにくいかもしれませんが、簡単に言うと、
外でインターネットをするのにスマホやポケットWiFiを使うということです。

スマホは回線契約していればスマホのLTE回線を使ってインターネットに
接続できますし、「テザリング」という機能を使えばノートパソコンをスマホのLTE回線に
接続することができるんですね。

ポケットWiFiには、スマホと同じLTE回線を使うものもあれば、
WiMAX回線を使うものもあります。

テザリングはスマホをポケットWiFiとして使う機能

「テザリングって何?」と思っている人も居るでしょうから、
テザリングについて簡単に説明しておきます。

テザリングはごくごく簡単に言うと、
スマホをポケットWiFiのようにして使う機能のことです。

スマホのLTE回線は通常は回線契約しているスマホでしか使えませんが、
テザリング機能を使ってスマホとノートパソコンを接続するとノートパソコンで
スマホのLTE回線が使えるようになります。

ですから周辺に使える公衆WiFiが無くても、
スマホのテザリング機能を使えば回線契約していないノートパソコンやタブレットでも
インターネットに接続できるというわけです。

大手携帯キャリアだけでなく格安SIMでもテザリング機能は使えますよ。

テザリングは有料?無料?

以前は大手携帯キャリアでもテザリングが無料で使えたんですが、
現在大手携帯キャリアではテザリング利用に料金が発生するケースがあります。

ドコモは基本的に申し込みも料金も不要でテザリングが使えますが、
auとソフトバンクでは申し込みが必須で、
スマホの料金プランによってはテザリングの利用に料金が発生します。

auでは
 ・auデータMAXプラン Netflixパック
 ・auデータMAXプランPro
 ・auフラットプラン7プラスN
 ・新auピタットプランN
 ・auピタットプランN(s)
なら無料でテザリングが使えますが、
それ以外のプランだと月500円払わないとテザリングは使えません。

ソフトバンクだと
 ・データ定額ミニ1GB、2GB
 ・データ定額(おてがるプラン専用)
 ・データ定額5GB
 ・データ定額S(4Gケータイ)
のみテザリング利用が無料で、主力プランである「ウルトラギガモンスター+」や
「ミニモンスター」などでは月500円必要です。

ちなみに「第4のキャリア」である楽天モバイルや格安SIM各社は、
基本的に無料でテザリングが使えるようになっています。

テザリングはバッテリーと通信量の消耗が激しい

テザリングを使ってノートパソコンをスマホのLTE回線に接続すると、
ノートパソコンで使った通信量はスマホの通信量としてカウントされます。

ですからスマホで月間通信量に制限のあるプランを使っている場合は、
テザリングを使うことですぐに通信制限を受けてしまう恐れがあります。

またテザリングを使うとスマホのバッテリー消費も大きくなるので、
長時間テザリングを使うことは難しいですね。

ですからテザリングを使うのは、周辺に使える公衆WiFiが無く、
短時間で通信を終えられる作業の時に限られます。

ポケットWiFiにはLTE回線とWiMAX回線を使うものがある

先にも少し書きましたが、ポケットWiFiにはスマホと同じLTE回線を使うものと
WiMAX回線を使うものがあります。

一般的には、LTE回線を使うポケットWiFiの方が対応エリアが広く、
WiMAX回線を使うポケットWiFiの方が通信速度が速いとされています。

もちろんポケットWiFiを利用する環境によって逆転することもありますが、
基本的には広いエリアで使うならLTE回線のポケットWiFi、より高速な通信を
使いたいならWiMAX回線のポケットWiFiといった選び方になりますね。

ポケットWiFiの利用にはどれぐらいの料金がかかる?

ポケットWiFiを利用するには当然料金が必要ですが、
あまり料金が高いと使いにくいですよね。

スマホと同じLTE回線を使うポケットWiFiだと
 ・どんなときもWiFi
 ・ネクストモバイル
など、WiMAX回線を使うポケットWiFiであれば
 ・UQWiMAX
 ・GMOとくとくBBWiMAX
などが代表的なところです。

それぞれに月間通信量が無制限に使えるプランがあり、その料金は
 ・どんなときもWiFi・・・3,480円
 ・ネクストモバイル・・・3,100円
 ・UQWiMAX・・・3,880円
 ・GMOとくとくBBWiMAX・・・3,480円
となっています。

現状のスマホの料金に、月3,000~4,000円のポケットWiFi料金がプラスされる
となるとちょっとキツいですよね。

しかし家でも外でもスマホをポケットWiFiに接続して通信すれば、
スマホの料金プランを通信量の少ない安いものに変更することができます。

なのでスマホの料金プランを安いものに変更した上でポケットWiFiを利用する
と考えると、決して高くはないですね。

格安SIM+SIMフリー端末は無し?

スマホと同様にポケットWiFiにもSIMフリー端末がありますから、
SIMフリーのポケットWiFi端末に格安SIMを挿して使うこともできます。

ただ格安SIMをSIMフリー端末に挿して使う場合には、
SIMフリー端末を自分で調達しないといけません。

先に紹介した4つのサービスでは、
「UQWiMAX」以外は端末は無料で手に入れることができます。

なので格安SIM+SIMフリー端末は、
端末を調達するのに初期費用がかかるという点でちょっと不利ですね。

また格安SIM+SIMフリー端末では、初期設定も自分で行うことになります。

「どんなときもWiFi」などのサービスでは、
初期設定が施された状態でポケットWiFi端末が手元に届きます。

初期設定はそれほど難しいものではありませんが、
それを自分で行わないといけないのはデメリットですね。

大手携帯キャリアのポケットWiFiを使うのは無し

大手携帯キャリアにもポケットWiFiのサービスがありますが、
ハッキリ言って大手携帯キャリアのポケットWiFiを使うことはオススメできません。

大手携帯キャリアのポケットWiFiがオススメできない最大の理由は、
料金が高すぎるからです。

先に紹介したように、
ポケットWiFiは通信量無制限のプランで月額3,000円台が相場です。

ところが大手携帯キャリアのポケットWiFiは
 ・ドコモ・・・月30GB 月額6,980円
 ・au・・・月間通信量無制限 月額4,880円
 ・ソフトバンク・・・月50GB 月額6,480円
となっています。

一番安いauでも先のどんなときもWiFiなどと比べると月2,000円近く高いですし、
ドコモやソフトバンクになると料金がほぼ2倍です。

ドコモとソフトバンクのポケットWiFiは料金が高いことに加えて、
月間通信量にも制限が設けられています。

通信量に制限がある上に料金も高いので、
大手携帯キャリアのポケットWiFiはオススメできないというわけです。

SoftBankAirはモバイル回線だけど持ち運べない

ソフトバンクには、
スマホ・ポケットWiFi・光回線の他に「SoftBankAir」という通信サービスがあります。

これはソフトバンクの4G回線を使った通信量無制限のサービスなんですが
、スマホやポケットWiFiと違って持ち運ぶことができません。

まずSoftBankAirの端末にはバッテリーが搭載されていないので、
コンセントで給電していないと通信ができないんです。

さらに申し込み時に申告した利用場所以外で使うことが禁止されています。

SoftBankAirがどこで使われているかソフトバンク側には分かるようになっており、
申告した利用場所以外で通信すると最悪の場合は利用停止・強制解約と
なってしまいます。

なのでSoftBankAirもモバイル回線なんですが、
光回線と同様に家の中だけでしか使えないんですね。

インターネット回線は利用用途で選ぶべし

インターネット回線を検討する際にどうしても料金に目が行きがちですが、
インターネット回線を選ぶ際には自分がどういった使い方をするのかを考えた方が
良いです。

がっつり動画見たい人も居れば、がっつりオンラインゲームをプレイしたい人も
居るでしょうし、ゲームもしなけりゃ動画も見ない、メールやSNSあとは調べ物を
するのにネットサーフィンするぐらいという人も居ます。

このようにインターネットを使う目的が違うと、
当然その使い方に適したインターネット回線も違ってくるんですね。

家でも外でもがっつり動画を見たいなら

平日でも映画1本ぐらいは見たい、
休みの日なら1日中でも動画を見ていたいという人には
 ・光回線+WiFiルーター(家でのみWiFiできる)
 ・通信量無制限のポケットWiFi(家でも外でもWiFiできる)
がオススメです。

動画を見るには、4K画質だと40Mbps程度、
フルHD画質までであれば20Mbps程度の通信速度が必要です。

またフルHD画質で動画を1時間見ると約2GBの通信量が必要で、
4K画質となると1時間当たり約7GBの通信量を消費します。

ですから家でも外でもがっつり動画を見たいのであれば、20Mbps以上の通信速度が出て、
なおかつ通信量が無制限のインターネット回線が望ましいわけです。

この条件に当てはまるのは
 ・光回線+WiFiルーター(家でのみWiFiできる)
 ・通信量無制限のポケットWiFi(家でも外でもWiFiできる)
 ・有料の公衆WiFi(外でのみWiFiできる)
の3つです。

しかし外出先で2時間も3時間も同じ場所に留まり続けることは難しいということで
外でのみ使える有料の公衆WiFiが外れて
 ・光回線+WiFiルーター(家でのみWiFiできる)
 ・通信量無制限のポケットWiFi(家でも外でもWiFiできる)
の2つに絞られるわけです。

がっつりオンラインゲームをプレイしたいなら

「e-スポーツ」のプレイヤーまでは行かなくても、がっつりオンラインゲームを
プレイしたいのであれば「光回線+WiFiルーター」一択です。

オンラインゲームのプレイに必要な通信速度は20~30Mbps程度ですから、
通信速度だけなら公衆WiFiでもポケットWiFiでも問題ありません。

ところがオンラインゲームのプレイには通信速度よりも「Ping値」というものが
求められます。

Ping値については後述するとして、オンラインゲームをプレイするのに必要なPing値は
100ms以下で、快適にプレイするなら60ms以下、ランキング上位を目指すなら
15ms以下が望ましいとされています。

光回線のPing値は大体10~20msで、
「NURO光」のようにPing値が1桁のものもあります。

対してポケットWiFiのPing値は大体60~100msで、
ギリギリオンラインゲームがプレイできるレベルでしかありません。

公衆WiFiのPing値は無料・有料ともに大体50~70msぐらいで、
ギリギリ快適にプレイできるレベルとなっています。

なのでオンラインゲームをプレイするなら、
快適かつランキング上位も目指せる光回線+WiFiルーターがベターなんですね。

Ping値って何?

オンラインゲームのプレイには通信速度よりもPing値が重要なんですが、
Ping値について簡単に説明しておきましょう。

Ping値は簡単に言うと「応答速度」を表す数値のことです。

さらに分かりやすく言えば、ユーザーが操作した内容が画面内に反映されるまでの
タイムラグを表したものなんですね。

Ping値の数値が大きいと、ユーザーの操作内容が画面内のキャラクターなどに
反映されるまで時間がかかりますし、何も無いところから急に攻撃が飛んできたり、
相手キャラクターがワープしたりします。

なのでPing値の大きい回線だと、対戦プレイでは不利ですし、
協力プレイでは仲間の足を引っ張ってしまうことになります。

ですからオンラインゲームをプレイする場合には、
通信速度よりもPing値が重要なんですね。

メールやSNS、ネットサーフィンしかしないなら

動画はSNSにアップされているものを見るぐらい、オンラインゲームには興味が無い、
インターネットを使う目的はメールやSNS、ネットサーフィンが主という場合は、
インターネット回線は何でも大丈夫です。

メールやSNS、ネットサーフィンは通信速度が1Mbpsも出ていれば十分です。

夜間など混雑している時間帯には1Mbpsを切るまで通信速度が落ちる
インターネット回線も稀にありますが、ほとんどのインターネット回線では1Mbps以上の
通信速度が出ます。

ですから回線契約したスマホのみで、
外出先で見つけたら無料の公衆WiFiを使うといった感じで問題ありません。

動画を見たりオンラインゲームをプレイしないのであれば、
光回線やポケットWiFiを使う必要は無いですね。

外で使える公衆WiFiに接続する方法

コンビニなどで公衆WiFiのステッカーやポスターを見たことはあるけど、
使い方が分からないので使ったことが無いなんてこともあるかもしれません。

そこで公衆WiFiに接続する方法を簡単に紹介しましょう。

まず公衆WiFiが使える場所には、公衆WiFiが使える旨のことが書かれている
ステッカーやポスターなどが貼られています。

そのステッカーやポスターに
 ・セブン-イレブン・・・7SPOT
 ・ファミリーマート・・・Famima_WiFi
 ・ローソン・・・LAWSON_Free_WiFi
などの「SSID」が記載されていないかチェックします。

お店によっては公衆WiFiを利用するお客さん用にパンフレットやチラシが
用意されており、そちらにSSIDが記載されている場合もあります。

ステッカーやポスターにSSIDが記載されておらず、
パンフレットやチラシも見当たらない場合は店員さんに聞きましょう。

会員登録をして公衆WiFiのパスワードを取得

お店などによってはパスワード無しで公衆WiFiに接続できる場合もありますが、
公衆WiFiに接続するのにパスワードが必要な場合もあります。

パスワードの取得方法は公衆WiFiによって違いますから、
パンフレットやチラシを参照するなり、店員さんに聞いてみましょう。

利用規約に同意、メールアドレスを入力して会員登録することで、
登録したメールアドレスにパスワードが送られてくるケースが多いですね。

会員登録時に自分でパスワードを設定し、登録したメールアドレスに送られてくる
URLにアクセスして自分で設定したパスワードを入力してログインする場合もあります。

また会員登録せずに、LINEやTwitter、InstagramといったSNSのアカウントIDと
パスワードを使ってログインできたりもします。

iPhoneで公衆WiFiに接続する方法

iPhoneで公衆WiFiに接続する方法ですが、
まずiPhoneの「設定」から「WiFi」へと進みます。

「WiFi」の画面上部にあるWiFiのタブをONにすると、
利用可能なWiFiの一覧が表示されます。

利用可能なWiFi一覧の中から、
先に確認しておいた公衆WiFiのSSIDを探してタップします。

そうすると公衆WiFiのログイン画面が現れるので、登録したメールアドレスと
先に取得しておいたパスワードを入力すれば公衆WiFiに接続できます。

接続が完了したら再度設定からWiFiへ進んで、
公衆WiFiのSSIDの左にチェックが入っているか確認しましょう。

SSIDの左にチェックが入っていない場合は公衆WiFiに接続できていないので、
最初からやり直さないといけませんよ。

Androidスマホで公衆WiFiに接続する方法

次にAndroidスマホで公衆WiFiに接続する方法ですが、
基本的には先のiPhoneと同じです。

まず「設定」→「無線とネットワーク」→「WiFi」へと進みます。

画面上部のWiFiのタブをONにすると利用可能なWiFiの一覧が表示されるので、
公衆WiFiのSSIDをタップします。

そうすると公衆WiFiのログイン画面が表示されますから、
後は登録したメールアドレスと先に取得したパスワードを入力すればOKです。

最後に「設定」→「無線とネットワーク」→「WiFi」へ進み、
公衆WiFiのSSIDの下に「接続済み」と表示されていることを確認しましょう。

SSIDの下に接続済みと表示されていない場合は公衆WiFiに接続できていないので、
最初からやり直しとなります。

ノートパソコンで公衆WiFiに接続する方法

続いてノートパソコンで公衆WiFiに接続する方法ですが、
まず画面右下にある「インターネットアクセス」のアイコンをクリックします。

Windows10だと丸い地球儀のようなマーク、Windows8以前のOSだとスマホの
電波強度を表すアンテナようなマークがインターネットアクセスのアイコンです。

次に「ネットワークとインターネットの設定」をクリックするとウィンドウが開くので、
ウィンドウ左側にある「WiFi」をクリックします。

ウィンドウ上部にあるWiFiのタブをONにして、
「利用できるネットワークの表示」をクリックします。

そうすると画面右側に利用可能なWiFiの一覧が表示されるので、
公衆WiFiのSSIDをクリック、公衆WiFiのログイン画面が表示されたら
メールアドレスとパスワードを入力して接続完了です。

画面右下のインターネットアクセスのアイコンが扇状のWiFiマークに変わったのを
確認し、再度インターネットアクセスのアイコンをクリックします。

そして公衆WiFiのSSIDの下に「接続済み」と表示されていればOK、
表示されていなければ最初からやり直しです。

Macで公衆WiFiに接続する方法

WindowsだけでなくMacOSのノートパソコンでも、
もちろん公衆WiFiに接続することはできます。

まず画面右上にある扇状の「WiFi」アイコンをクリックします。

もし画面内にWiFiアイコンが無い場合は「アップルメニュー」→「システム環境設定」→
「ネットワーク」→「WiFi」へ進み「メニューバーにWiFiの状況を表示」を選択すると
WiFiアイコンが表示されます。

WiFiアイコンをクリックすると利用可能なWiFi一覧が表示されるので、
一覧の中から公衆WiFiのSSIDを見つけてクリックします。

後は公衆WiFiのログイン画面が表示されるので、
メールアドレスとパスワードを入力すれば接続完了です。

接続が完了したら再度WiFiアイコンをクリックしてWiFi一覧を表示し、
選択した公衆WiFiのSSIDの横にチェックが入っているか確認しましょう。

チェックが入っていないと公衆WiFiに接続できていないので、再度公衆WiFiの
SSIDをクリックしてメールアドレスとパスワードを入力することになります。

ポケットWiFiとの接続方法も基本は公衆WiFiと同じ

外出先でのインターネット回線としてポケットWiFiを利用する場合、
ポケットWiFiとスマホやノートパソコンを接続しないといけません。

ポケットWiFiとの接続方法は、
基本的に先に紹介した公衆WiFiとの接続方法と同じです。

接続に必要な「SSID」と「パスワード」は、
ポケットWiFi本体に貼られているシールあるいはポケットWiFiが入っていた箱に
同梱されている説明書などに記載されています。

SSIDとパスワードが分かったら、後はスマホやノートパソコンのWiFi機能を
ONにして、ポケットWiFiのSSIDを選択してパスワードを入力するだけです。

テザリングはどうやったら使える?

スマホをポケットWiFiのように使えるテザリングという機能があるのは知っていても、
実際に使ったことが無いという人も多いはずです。

そこでテザリングの使い方について説明しましょう。

テザリングの接続方法には
 ・WiFi接続
 ・Bluetooth接続
 ・USB接続
の3つがあります。

「WiFi接続」は、文字通りWiFiの電波を使って親機となるスマホと子機となる
スマホやノートパソコンを接続します。

「Bluetooth接続」はWiFiの代わりにBluetoothを使って接続する方法で、
ワイヤレスイヤホンの接続にBluetoothを使いますから、
特にiPhoneユーザーには馴染みがある接続方法ですね。

「USB接続」はUSBケーブルを使った有線接続で、子機がノートパソコンであれば、
テザリングしながら親機となるスマホの充電もできるメリットがあります。

WiFi接続でテザリング

WiFi接続でテザリングを利用する場合は、まず親機となるスマホの設定が必要です。

親機としてiPhoneを使う場合は、
「設定」から「インターネット共有」に進んでインターネット共有のタブをONにします。

そうするとタブの下に「検索可能になりました」、
さらに「WiFiおよびBluetoothで共有中のネットワークは”○○”という名前で外部に
表示されます」という表示が現れます。

この○○の部分がWiFi接続でテザリングを利用する際のSSIDとなります。
(初期設定では「iPhone」)

さらにその下に「”WiFi”のパスワード」として、
WiFi接続の際に必要なパスワードも表示されます。

ちなみに、WiFiの名前(SSID)とパスワードは変更可能です。

親機の設定はこれで完了、後は子機となるスマホやノートパソコンのWiFi機能を
ONにして親機となるiPhoneのSSIDを選択してパスワードを入力すれば接続完了です。

親機がAndroidスマホの場合

親機としてAndroidスマホを使う場合は、「設定」→「無線とネットワーク」→
「テザリングとポータブルアクセス」へ進みます。
(機種によって「」内の表現が違います)

「WiFiテザリング」をタップすると、
 ・ネットワーク名(SSID)
 ・セキュリティ
 ・パスワード
の確認と変更ができます。

ネットワーク名とパスワードは任意のものに変更してOKですが、
セキュリティは初期設定で「WPA2 PSK」となっていたら変更しないようにしましょう。
(間違ってもセキュリティを「なし」にしてはダメ)

ネットワーク名とパスワードを確認したら、
WiFiテザリングのタブをONにして親機となるスマホの設定は完了です。

後はiPhoneの時と同じで、子機となるスマホやノートパソコンのWiFi機能をONにして
AndroidスマホのSSIDを選びパスワードを入力すればOKです。

Bluetooth接続でテザリング

Bluetooth接続でテザリングを利用する場合は、親機となるスマホと子機となるスマホや
ノートパソコンを「ペアリング」する必要があります。

親機としてiPhoneを使う場合は、
「設定」→「インターネット共有」へ進みインターネット共有のタブをONにします。

さらに「設定」に戻ってから「Bluetooth」に進み、
BluetoothのタブもONにしてBluetoothの設定画面を開いたままにしておきます。

次に子機となるスマホやノートパソコンのBluetooth設定画面を開き、
Bluetooth機能をONにします。

子機となるスマホやノートパソコンの画面に親機のネットワーク名(SSID)、
親機となるiPhoneの画面に子機のネットワーク名(SSID)が表示されたら
互いにタップ(クリック)するとペアリングが完了です。

子機がiPadであれば、親機となるiPhoneとペアリングすればBluetooth接続で
テザリングを利用することができます。

子機がMacの場合は、設定画面を閉じて画面上部のBluetoothアイコンをクリック、
親機となるiPhoneのネットワーク名を選択して「ネットワークへ接続」を
クリックすることでBluetooth接続が完了となります。

子機がAndroidスマホの場合は、Bluetooth設定画面で親機となるiPhoneの
ネットワーク名の右にある設定アイコンをタップして「インターネットアクセス」に
チェックを入れるとBluetooth接続完了です。

親機がAndroidスマホでもiPhoneでもBluetooth接続の方法は同じだが・・・

親機がAndroidスマホの場合でも、
まず親機と子機のペアリングからというのはiPhoneの時と同じです。

ただ、親機がiPhoneであってもAndroidスマホであっても、
Androidスマホを子機としてBluetooth接続することは可能です。

しかし親機がiPhoneであってもAndroidスマホであっても、
iPhoneを子機としてBluetooth接続することはできません。

iPhoneにはBluetooth接続の子機側のプロファイルが搭載されていないので、
iPhoneを子機としてBluetooth接続でテザリングを利用することはできないんですね。

iPhoneを子機としてテザリングを利用する場合には、WiFiで接続することになります。

USB接続でテザリングを利用する

子機がノートパソコンの場合は、親機がiPhoneでもAndroidスマホでもUSB接続で
テザリングを利用することができます。

USB接続は、通信用のケーブルを使って接続するので、
電波を使って接続する先のWiFi接続やBluetooth接続よりも簡単です。

親機がiPhoneの場合は、
まず「設定」でWiFiとBluetoothの機能をOFFにしておきます。

次に親機となるiPhoneと子機となるノートパソコンをUSBケーブルで接続するんですが、
できればiPhoneに付属していたライトニングケーブルを使うようにしましょう。

市販のiPhone用USBケーブルを使う場合は、
充電専用のものではなくデータ通信もできるものでないといけませんよ。

iPhoneとノートパソコンをケーブルで繋ぐと、
iPhoneの画面に「このコンピュータを信頼しますか?」という表示が現れるので
「信頼」をタップし、iPhoneのパスコードを入力します。

次にiPhoneの「設定」から「インターネット共有」に進み、
インターネット共有のタブをONにすると
 ・WiFiとBluetoothをオンにする
 ・USBのみ
という選択肢が現れるので、「USBのみ」を選択すれば接続完了です。

親機がAndroidスマホの場合

親機がAndroidスマホの場合は、まず親機となるAndroidスマホと子機となる
ノートパソコンを通信用のUSBケーブルで繋ぎます。

次にAndroidスマホの「設定」から「無線とネットワーク」→
「テザリングとポータブルアクセス」へ進み、「USBテザリング」のタブをONにします。

そうするとパソコンの画面に、自分のパソコンが他のパソコンなどから
検出できるようにするかどうかの選択肢が出るので「いいえ」を選択して接続完了です。

USB接続ではペアリングなどが必要無いので、比較的設定が簡単ですね。

親機がiPhone、子機がWindowsパソコンならiTunesが必要

親機がiPhoneで、子機がWindowsOSのノートパソコンの場合は、
ノートパソコンにiTunesをインストールしておかないとUSB接続ができません。

Microsoft StoreにもWindows用のiTunesがあるんですが、
こちらにはUSB接続に必要な機能が搭載されていません。

なのでUSB接続でテザリングを利用するのであれば、Appleのサイトから
直接Windows用のiTunesをダウンロード・インストールしましょう。

家のWiFiは外に持ち出せない、でも外でもWiFiは使える

最初に書いたように、家で使っているWiFiは大元となるインターネット回線が
光回線なので外に持ち出すことはできません。
(家のWiFiを外で使う方法はありません)

しかし外国人観光客が増えたこともあり、コンビニやカフェなど無料有料問わず
公衆WiFiを設置するお店や施設が増えています。

さらにポケットWiFiもあり、
家のWiFiを外で使うことはできなくても外でWiFiを使うことは可能となっています。

ただ外でWiFiを使う場合にはセキュリティに注意を払う必要があります。

比較的セキュリティがしっかりしている有料の公衆WiFiやポケットWiFiでも、外で
使う場合には個人情報を入力するようなアプリはサイトは利用しないようにしましょう。